感染×少女というゲームをご存知ですか?
そう、今Android、iOSで絶賛配信中のアプリゲームですね。
感染ゲージを駆使した独特のバトルと、一味も二味も違うダークなストーリーが展開されているあのゲームです。
あ、今(2021/10/30現在)カムバックキャンペーンやってるみたいです、急いでログインしなきゃ!
…あれ!?アカウント消えてる!?!?
端末変えたときに吹っ飛ばしたなこれ…
さて、タイトルに「ブラウザ版」と書いてあるのに、どうして急にアプリの話をするのか、と思う方もいらっしゃると思います。
実は、感染×少女にはブラウザ版なんて無いんです。
いえ、正確には無くなったんです。
サービス、とっくの昔に終了してます。
ただ、個人的に好きなゲームだったので、少しばかり思い出話に付き合って頂ければと思います。
感染×少女というゲームをご存知ですか?
そう、DMM.com様にて、2014年5月29日に正式サービスが開始された、「DMM.com」と「株式会社エイジ」が提供するブラウザゲームになります。
また、正式サービスに先立って、2014年5月15日から18日までの3日間にはハザードテストも実施されました。
…そして、2017年3月22日にサービス終了しました。
気を取り直して。
そもそも、ブラウザ版感染×少女(長いので、以後は『旧感染×少女』と書きます)は一体どんなゲームなのかちょっと書きましょうね。
まずはストーリーから、ただ、結構前なのでもううろ覚えです、ですのでなんとか生き残っている攻略Wikiも見つつ書いてます、許して下さい。
時代背景としては、今から100年近く後、公式では21xx年とありましたね。
21xx年、東京湾に浮かぶ人工都市「渚輪区」で未知のウイルスが蔓延、感染者がゾンビとなってしまう事から始まります。
主人公は親友と離れ離れとなってしまい、ゾンビに襲われそうになったところを、「菊池 光」という少女に助けられ、彼女達が拠点としている遊園地へと逃げ込みます。
彼女達と書いたのは、何を隠そう、この遊園地には女の子しか居ないからです。
待って下さい、理由もちゃんとあります。
このゾンビウイルス、男性には100%の確立で空気感染します。
そう、男は全員強制的にゾンビになるのです!
なのでこの都市の生存者は女の子しかいません。
ちなみに、主人公も女の子です。
え!百合じゃん!!!!
あと、主人公の親友も女の子です、そして主人公の主な目的は親友を探し、助けることです、つまり百合です。
一応、何回か他作品とコラボしていて、その時に男性キャラも出たような気がしますが覚えてないです。
あと、メインストーリー上一人だけ男は出ます、キャラとしても使えます。
まあでも、あいつ良い奴だし、百合の間に挟まる男的な奴では無かったよ、多分、うろ覚えですが。
男には確実に感染するウイルスが蔓延している中、一人だけ男の生存者、何か怪しいですね。
これにもちゃんと理由があり、そこはストーリーを進めることで判明していくのですが、実はここ、初めに言及したアプリ版でもちゃんと書かれています。
ただ、アプリ版は唯一の男生存者が主人公なので、旧感染×少女とはストーリーが変わります。
どう違うかと言うと、主人公の立ち位置の違いと、それに伴う物語への関わり方が違ったと思います。
あと、キャラクターが一新されてるので、ぱっと読んだ感じ全然違いますし、そもそも旧感染×少女はストーリーが完結する前に終わったので、一緒には出来ないです。
とは言え、ストーリーが普通に良いので、ネタバレの前に、ぜひご自身で読んでみて下さい。
なんか案件っぽいな。
ちなみに、アプリ版は同じ名前ですが、ほぼ別物です。
次はゲーム部分に触れていきますね。
ここはWikiが充実しているので、詳しい内容には触れず、主に個人的な好み、印象に残ってる事に絞って書いていこうと思います。
ジャンルとしてはRPGになります。
各キャラにステータスとスキルがあり、お互い交互に攻撃して、先にHPが無くなったほうが敗北です。
パーティーは主人公を含めて5人まで編成することが出来、前衛、中衛、後衛に配置していきます。
各場所によって、攻撃や防御、狙われやすさにボーナスがあります。
また、キャラクターは剣道部、狙撃部、格闘部、科学部、帰宅部のいずれかに属しており、部活によってステータスボーナスが違ったり、得意なことが異なります。
全体的なゲームプレイとして、基本的には、体力を消費して任務をこなし、キャラクターを成長させて行くことが主になります。
よくある感じですね。
体力は時間経過で増えるものと、一日に二回、確か12時と18時に一定量貰えます。
その他の回復手段としては、よくある課金と、一日に数個、他のプレイヤーから貰える食糧アイテムを使うことで回復することが出来ます。
なのですが、このゲーム、体力回復が割と遅い上、当たり前の様に任務の倍速やスキップの機能があるので、一瞬で体力が無くなります。
かと言って対人要素も薄く、イベントも基本無いため、一瞬で体力が無くなっても困ることは無いです。
一応成長要素が色々あるので、そのあたりをやり込みたい人はつぎ込む事があるかもしれません。
成長要素としては、一般的なレベルの他に、装備やDNA、好感度があります。
まあ、DNAは割とエンドコンテンツっぽい感じはありましたね。
他にも、カードというコレクション要素があります。
これは、キャラ毎のカードを集める事で、眺めたり、ステータスが上がったりします。
あと、この時期のブラウザゲームにありがちなんですが、VIPレベルなるものがあります。
これは、累計課金額に応じて、色々な特典が貰えるやつです。
私も確か少しだけ課金してて、Lv2ぐらいあった気がします。
この時期はね、本当にほぼ全部のブラウザゲームにありましたね、VIP制度。
まあ、そんな感じで、頭を使うことも少なく、難易度も別に高くなく、育成難易度も低い、というかあんまり育成する必要がないんですが。
といった感じで非常にゆるいゲームでした。
また、前述の通り、一瞬で体力が無くなるので、本当に一日5分くらいのプレイで充分でした。
放置ゲーム以外でこんなにサブゲームとして優秀なことある??
あとこのゲーム、チャットがあります。
よくある個人でのチャットや、クランみたいなやつでのチャット、それから全体チャットがありました。
全体チャットで察した方も居ると思いますが、この手のゆるいゲーム、全体チャットが一部ユーザーのお喋り部屋になっていることが多々あるんですよね。
しかし、ご安心を、この感染×少女は全体チャットを私物化するユーザーはほぼ0、私が覚えていないだけかもしれないですけど。
というか全然人居なかった。
ただ、他ユーザーから貰える食糧アイテム、これはあげる側は何か支払うとかそういうことは無く、ノーコストであげられたので、毎日食糧が貰える上限に達して居ないユーザーは全体チャットで欲しがってました。
あげる側も毎日任務のクリア条件になってるので、積極的にあげに行くんですよね。
毎朝ログインすると、全体チャットにずらずらと食糧求むのチャット、それに上限いっぱいまで適当に投げたあと、自分も食糧求むのチャットをして食糧を貰う…
今懐かしくて泣いてます。
そして、このゲームで私が個人的に好きだったのは、好感度システムです。
好感度は、そのキャラを連れて戦闘をしたり、贈り物をあげることで上がっていきます。
成長要素として紹介した通り、好感度が一定以上になると、そのキャラのステータスが上昇します。
ここまではぶっちゃけどこにでもあるんですが、問題は中身です。
キャラにつき5段階ほどの区分があり、その区分の度にステータスが上がるのですが、そのうちの2つ程が全体に対して効果があるんですよね。
この全体、パーティー全体とかでは無く、全キャラに対しての全体です。
つまり、理論上全てのキャラを入手し、全てのキャラ好感度をマックスにすれば、かなりのステータス上昇を全体で貰えることになるのです。
あんまり覚えていないのですが、キャラの入手も安易で、お気に入りキャラのレベルを上げきっても、お気に入りを更に強くするために他のキャラクターを使って好感度ボーナスを得る、ということを永遠にやってました。
総じて他のゲームの合間にちょこっとやって好きなキャラの強化過程を見るのが物凄く楽しいゲームです。
そんな感染×少女、私はハザードテストの時からプレイしてました。
当時、ブラウザゲームが流行りに流行り、私もあっちをやったりこっちをやったり。
丁度艦これをやっていた事もあり、DMMGAMESに表示されていた、事前登録にとりあえず登録したのが始まりでした。
その直後かな、ハザードテストが始まるとの事で、今までβテストとか参加したことない私はウッキウキで参加しました。
ハザードテスト、楽しかったですね。
殆ど正式版で、恐らくローカライズに伴う翻訳の不備や、サーバー負荷の検証の為にやってたのでしょうね。
一応レベル上限が20ぐらいに設定されていて、全てのコンテンツは触れませんでした。
そもそも3日しか無いですからね。
正式版にデータの移行は出来ないのですが、この期間に到達したレベルに応じて正式サービス開始時にダイヤ(課金通貨)等のプレゼントがあるとの事でした。
このテストはめちゃめちゃ盛り上がってましたね。
常に全体チャットに食糧コメントがあり、少しでも早くレベルを上げるため、「このキャラ強い!」とか「このステージオススメ」とかの情報が流れてたと思います。
そのままの流れで正式サービス開始、勿論私もハザードテストで上限いっぱいまでレベルを上げられたので、ある意味で強くてニューゲーム状態です。
ハザードテスト時に攻略情報が投げられていた全体チャットは、そのまま初心者の質問所のような物になっていたと記憶しています。
全体チャットで雑談してる人は殆ど居なかったので、偶に誰かが質問すると誰かが返す、そんな感じでした。
後は相変わらずの食糧チャットと戦友募集チャットですね。
また、当初はユーザーが多すぎたのか、サーバーが貧弱だったのか、特定の時間帯になるとゲームが重くなり、リログせざるを得なくなることが頻発、運営が苦肉の策として定期的にサーバーリフレッシュ(5分?程の短い時間、ゲームを止める)事をしたりしてました。
これも一種の行事みたいな感じで、「まーた重くなってるww」「リフレッシュ早くしろww」と言ったように楽しんでいました。
しかし、時を同じくしてスマホの普及率がグングン上昇。
ブラウザゲー自体が大量にありすぎて飽和状態だった事もあり、段々とユーザーは減っていき、チャット欄の更新も少なくなっていき、本当に静かな終末に近づいて行きました。
ストーリーの更新やDNAシステムの追加、クローンキャラの追加等がありましたが、実装当初はともかく、あまり長い盛り上がりは無かった気がしますね。
ただ、ここからは本当にうろ覚えです、何故なら…めちゃめちゃ残念で悲しい事に、私は1年半程やったあとに、誤ってアカウントを消してしまったので、その後は分かりません、サービス最後の瞬間も立ち会えてません。
このアカウント削除は今でも悔やんでます…
だって、艦これのまるゆカンストしてたんですよ!?木曽も改二にしてカンストしてたし、川内さんも改二にしようとしてたのに…
話が逸れましたね…
そんな感染×少女、サービス終了の半年?ぐらい前に、初めに紹介したアプリ版をリリース、確かリリース当初はストーリー以外は完全新規、遊園地に避難していた少女達は殆どが遊園地に居たまま、新しい主人公達は商業モールを拠点としていました。
まあ、後から少しづつプレアブル化するんですけどね。
旧感染×少女の主人公がキャラとして出てきた時は心が踊った記憶があります。
結局ストーリーや、告知されていた追加要素は実装されずにサービス終了、ストーリーに関してはアプリ版で続きをやっていくとの事で、ブラウザ版感染×少女は幕を閉じます。
良くも悪くもよくあるブラゲー、目新しい物はあまり無い代わり、ノンストレスで細々とプレイ出来たのが心地よかったブラウザ版感染×少女。
もはや公式サイトも消え、攻略サイトの更新も消え、元々少なかった外部サイトも探すのが難しくなって来ました。
この記事を書いたところで誰かの目に触れる事は無いだろうし、文章が下手すぎで全然伝わらないと思いますが、未来の自分に、こんなに好きなゲームがあったんだぞ、と思い出させる為にも、覚えてる内に書いておこうと思いました。
どんな形でもいいから、何処かに残さないと、本当に消えてしまいますからね。
そういえば、好きなキャラとか言ってなかったですね。
私の好きなキャラは伏山 蘭ちゃんです。
運営さん見てますか??伏山 蘭ちゃんですよ!!!!!
ふーしーやーまーらーんー!!!
腐乱ちゃんですよ!!!!!!!
よし、媚は売れたかな。
ちなみに本気で1人選ぶとすると、
花堂 乙葉ちゃんです!!!!
でも、腐乱ちゃん普通に好きですよ、実際スタメンでしたし。
水着バージョン?を使ってました。
もうブラウザ版は無いですが、アプリ版はあります。
是非遊んでくださいね!
私も久々にまたやります!